保育理念

画像
01
児童憲章
「児童は、人として尊ばれる。
児童は、社会の一員として重んじられる。
児童は、よい環境の中で育てられる。」の精神に基づき、
子ども達の人権を尊重した保育を行う。
02
働く保護者の労働の保障と、子ども達の0歳児からの集団の中で全面発達を目指す。
03
保護者、職員ともに協力し合って子育てすることを目指す。
04
地域における子育て支援を行う。

梶原の森たんぽぽ保育園がめざす子ども像 

こんなことを大切に、保育をします

画像

画像

画像

1.誰とでも明るくあいさつがかわせる子ども 「人と人として」

 「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「ごめんね」。相手を信頼し、自分の気持ちを素直に言えること。社会の中で生きていくためには、大切なことのうちのひとつです。子供たちは友達や保育士とのふれあいを通じて、人とかかわることの楽しさと、生活や遊びに必要な決まりがあることを学びます。そのために、保育士は子供の言葉を否定せず、話に耳を傾けます。園児と保育士というよりも、人と人として、接するよう心がけています。

2.自然の中で友達と一緒に全身を使って遊びきる子ども 「五感を使った遊び」

 海と山に囲まれた自然豊かな環境の中で、五感を十分に使い豊かな感性を育てます。園庭には、大きな土山。土・水・砂・粘土など変化する素材に触れ、作る→壊す→直すを繰り返すことで、創造性を培います。その際、保育士は水の使用制限をしたり、遊びの指示をしたりはしません。自主性にゆだねることで、子どもは自ら考え、その日の天候に合わせて遊びを選んでいきます。
 また、夏場常設するプールは、1日2回。水の中で全身を動かし鍛え、病気も少なくなります。

3. しっかり食べ、規則正しく眠り、力いっぱい遊び、健康で体力のある子ども 「こだわりぬいた給食」

 食事が、強いからだと豊かな心を作ります。産直にこだわり、添加物を含まない食品にこだわり、添加物を含まない食品にこだわり、100%手作りにこだわり、旬にこだわり、手づかみ食べにこだわって、子どもの食育を支えます。給食を友達と一緒に楽しく食べ、食べることに関心を持ち、いろいろな食べ物を食べることができるようになり、食べ物を大切にするようになります。

4.自分を大切にし、友達や回りの人に、思いやりと、優しさを持てる子ども 「関係性をはぐくむ異年齢保育」

 自分と相手を大切に思えるようになるためには、人とのかかわりの中で相手に対する信頼感をはぐくむことが必要です。園庭では、全年齢が混ざって遊び、給食もみんなで。散歩も異年齢でグループを作り出かけます。自己主張ができ、相手の気持ちを考えて行動できるようになる5歳児は、大船フラワーセンターや海まで歩いて出かけていきます。身近なところはもちろん、広い世界に関心を持ち、心を寄せることができるようになっていきます。

5.創造力があり、豊かな感受性を持ち、のびのびとした、自己表現の出来る子ども 「心と体をバランスよく育てるリズム」

 ほぼ毎日行うリズム遊びは、足の裏を使います。足の裏から頭のてっぺんまで、神経を張り巡らせるお手伝いをするのが、リズムです。きれいな音楽に乗せ、体全体をのびのび動かし、友達と一緒に楽しむことを学びます。
 さらに、絵画に親しみ、音楽に親しみ、絵本を見ることで、友達と感動を分かち合います。感じたこと、思ったこと、創造したことを、描いたり、歌ったり、体を動かしたりして自分なりに表現できるようになっていきます。

全体的計画

1.
誰とでも明るくあいさつがかわせる子ども
生活や、遊びに必要な決まりがあることが分かり社会性の芽生えを培う。
自分の思いや、気持ちを、言葉によって相手に伝える事が出来る。
0歳児
・泣いたり、笑ったりする中で保育士に自分の思いを伝え、しっかりと受け止められ、大好きな保育士との信頼関係を築いていく。
・保育士は常に、暖かいまなざし、明るい笑顔で接し、静かに語りかけ、落ち着いた雰囲気のクラスづくりをしていく。
1歳児
・自分の思いを友達や保育士に伝える大切さを知り、その手段として、簡単な言葉を使い始める。
・保育士が仲立ちとなり、言葉で相手に気持ちを伝える事を学んでいく。
・友だちや保育士との触れ合いを通じて、人と関わる事の楽しさを知る。
2歳児
・自分の身の回りの人と、簡単なあいさつがかわせるようになる。
・友達と一緒に保育園で過ごすことを楽しみにし、笑顔で登園する。
・自分の思いや気持ちを、言葉によって、相手に伝えられるよう保育士は丁寧に仲立ちをしていく。
3歳児
・生活の中で必要な簡単なあいさつが、出来るようになる。
・自分の思いや気持ちを、言葉によって相手に伝え、伝わった事を喜ぶ。
・保育士は、しっかり気持ちを受け止めてあげ、伝わったことを共感する。
4歳児
・生活の中で必要な簡単なあいさつが、自主的にできるようになる。
・自分の思いや気持ちを、言葉によって、相手に伝える事ができるようになる。保育士は、事の成り行きをしっかりと見守っていく。
5歳児
・日常のあいさつが快く自分から進んで出来る。
・友達や保育士とのかかわりのなかで、話し言葉を通して自分の思いをしっかりと相手に伝える事が出来る。
・相手の立場に立った物の見方や考え方が出来るようになる。
・自分を取り巻く社会事象に興味や関心を持ち、ルールを守って遊びや生活が出来る。
2.
自然の中で友達と一緒に全身を使って遊びきる子ども
自然の中での様々な経験を通して、五感を十分に使い豊かな感性を育て創造性の芽生えを培う。
土、水、砂、粘土など変化する素材に触れ自由な発想で遊ぶことができる。
自然や社会事象に興味や関心持ち科学的思考の基礎を培う。
0歳児
・四季折々の自然の中で五感を使って感じる心を育てていく。保育士は、言葉を使って感じた事を伝えていく。
1歳児
・自然の中で五感を働かせ全身を使って思い切り遊ぶ。
・歩行が確立し自由に体を動かして遊べる事を喜ぶ。
2歳児
・自然の中で五感を働かせ全身を使って友達と一緒に思い切り遊ぶ。
・跳んだり走ったり動きのバランスが良くなり、体を動かす事が楽しくなる。
3歳児
・自然の中で言葉と体を使って、友達と関わって遊ぶ楽しさを沢山経験する。
・体をうまくコントロールして走ったり跳んだり出来るようになる。
4歳児
・自然の中で、友達と一緒に楽しさを共感出来るような遊びを、沢山経験していく。
・足腰がしっかりしてきて、散歩の距離が延びてくる。体のコントロールが益々うまくなる。
5歳児
・自然と五感を通して培われた豊かな感性を使って、絵画や音楽遊びなどの自己表現が楽しく出来る。
・土、水、砂、粘土など変化する素材を使い、友達と協力して遊びこみ、遊びを広げ深めていくことが出来る。
3.
しっかり食べ、規則正しく眠り、力いっぱい遊び、健康で、体力のある子ども
産直にこだわり、添加物を含まない食品にこだわり、100%手作りにこだわり、旬にこだわり、手づかみ食べにこだわって、子どもの食育を支えていく。
給食を友達と一緒に楽しく食べ、食べる事に関心を持ち、色々な食べ物を食べる事が出来るようになり、食べ物を大事にする。
0歳児
・食べる事を喜び、安心して眠り、思いのままに体を動かして遊ぶ事が出来る。
・乳児体操やリズムに取り組み、身体を動かす事の楽しさを味わい、正しい体の発達が
 出来ていく。
・保育士は、各家庭と連携を取りながら、発達の段階を考慮して、個々に応じた発達の保障が
 出来るように心がけていく。
1歳児
・靴を履いたり、帽子をかぶったり、衣服を脱ぎ着したり、顔をふいたりなど、簡単な身の回りのことを自分でやろうとする。
・家庭との連携を取りながら、生活リズムを整えて、規則正しい生活を送れるよう援助する。
・落ち着いて食事が取れるようになり、おかわりやごちそうさまが自己表示できるようになる。
2歳児
・生活面での自立を目指し、自分で出来る事を沢山積み重ねていく。
・友達と一緒に楽しく食事をする。
・リズムに参加する事を喜び、伸び伸びと体を動かす。
・保育士は、子どもの自主性を大切にする為、見守る姿勢を忘れないようにする。
3歳児
・規則正しい生活を送り、生活面での自立に向け、自分で出来る事は、何でも自分でやろうとする。
保育士は、完全にできなくても気持ちの尊重をして、出来た事を認めてあげ、自信を持てるようにする。
4歳児
・生活面では、身の回りの事は殆ど自分で出来るようになる。保育士は、認めてあげ事、誉めてあげる事を忘れないようにする。
・リズムでは、体をしっかり動かし、音楽に合わせて動く事が出来る。
・食事のマナーを知り、友達と一緒に楽しく食事をする。
5歳児
・基本的生活習慣が身につき、自分から進んで取り組めるようになる。
・早寝早起きが自分で出来る。
・食事のマナーを守って、友達と楽しく食事をする事が出来る。
・リズムでは、目的を考えながら動く事が出来るようになり、難しいリズムでも積極的に取り組むようになる。
・友達と一緒に楽しんでリズムをする。
・目的を持ち、それを達成する為に頑張って歩いたり体を動かしたり出切るようになる。
・嫌いな食べ物が給食で出ても、自分なりに頑張って口にする事が出来るようになる。
4.
自分を大切にし、友達や回りの人に、思いやりと、優しさを持てる子ども
人との関わりの中で相手に対する信頼感を育て、相手を尊重し、大切にできる心を育てる。
0歳児
・保育士に、基本的な欲求をしっかりと受け止めてもらい、落ち着いて園生活を送ることが出来るようになる。
1歳児
・自分を取り巻く友達の存在を意識しながらも、しっかりと自己主張が出来るようになり、保育士に受け止めてもらう。そして安定した園生活を送る。
2歳児
・友達との関わりの中で、ぶつかったり、認めたりしながら、人と関わる楽しさを味わう。
3歳児
・友達との関わりの中で、自己主張をしながらも相手の気持ちに心を寄せたりが出来るようになる。
4歳児
・友達との関わりの中で自分の行動を振り返りながら、相手の気持ちを考え思いやる事が出来るようになる。
5歳児
・自己主張がしっかりでき、そのうえで相手の気持ちも受け入れ、思いを寄せ、相手の立場に立った考え方が出来るようになる。
・自分の身近な所だけではなく、広く世界の出来事にも目が向くようになり興味や関心を持ち、心を寄せる事が出来る。
5.
創造力があり、豊かな感受性を持ち、のびのびとした、自己表現の出来る子ども
絵画に親しむこと、音楽に親しむこと、リズム遊びをすること、絵本を見ることが好きになり、友達と感動を分かち合うことが出来る。
感じた事、思った事、想像した事を、描いたり、歌ったり、体を動かしたりして自分なりに表現出来る。
0歳児
・泣いたり、笑ったり、喜んだり、怒ったり、自分の気持ちをしっかり表現出来、保育士に思いを受け止めてもらう。
1歳児
・自我が芽生えそれに伴う方向転換が出来るようになり、気持ちの切り替えが出来るようになる。
2歳児
・自我が拡大し、何でも自分でやりたがる。
 ごっこ遊びをして、友達との会話を楽しんだり、関わって遊ぶ事を喜んだりする。
3歳児
・友達と一緒に変化する素材を使って楽しく遊ぶ。
・積極的に物事に向かって行く気持ちを持ち、それを成し遂げる為にちょっとだけ頑張ってみようとする。
4歳児
・美しい物に触れたり、きれいな音楽を聴いたりする事を喜び、その気持ちを言葉によって相手に伝える事が出来る。
・友達と一緒に同じ遊びをする事を好むようになる。
5歳児
・自分の思いを適切な言葉で表現し相手に伝える事が出来る。
・心を揺さぶられるような音楽、絵画、絵本に出会った時、その思いを友達と一緒に分かち合う事が出来る。
・自分の思ったこと、感じたこと、創造したことを、描いたり、歌ったり、体を動かしたりして自分なりに表現出来る。
・体全体を伸び伸びと動かし、友達と一緒に行うリズムを楽しむ事が出来る。